民間救急

自宅~病院(受診)|階段介助

今回は5階のご自宅から階段介助ありの搬送事例をご紹介します。

~事前打ち合わせ~

前回は歩行可能だった患者様。ご予約のお電話をいただいたときに、今回は歩けそうですか?とご相談。

体力的に難しそうだったので、ご身長やご体重も改めてお伺いし、布担架での搬送に決定させていただきました。

~ご自宅へお迎え~

今回は受診でのご利用だったので、行きは下りの階段介助です。

お迎えに伺うと、玄関先まで歩いて来てくださった患者様。その後担架に横になっていただきました。

弊社では布担架という一枚の布に持ち手がついたものを使用し、2名で介助させていただきます。

布担架の利点は、搬送時の設定も容易であり、軽量でスペースをとらないのでベッド上からストレッチャーまで一連して搬送が可能です。さらに狭隘路も搬送しやすいというメリットがあります。

しかし、布製がゆえに身体が沈み込みやすいので、患者様に不安を与えないように、頭側と足側のスタッフの声掛けによる連携や、患者様の頭部が下がらないように、四肢にも気をつけながら搬送させていただいております。 

今回は酸素投与もあったのですが、弊社ではリュックタイプの酸素バッグを使用して酸素投与を継続しながらの介助が可能です。

~車内収容~

今回医療行為は酸素投与のみだったので、酸素投与しながら救急救命士が付添い、搬送させていただきました。

体力には自信がある救急救命士が多数いますので、介助から車内の処置まで安心してお任せください。

移動後なのでバイタルサインの測定もしながら、あとはゆっくり過ごしていただきました。

~病院到着・受診後のお迎え~

今回は受診中のお付添いは必要ないとのことでしたので、病院到着後一旦帰庫します。

その場合は受診終了の目安がつき次第、お電話をいただくことが多く、少しでも患者様の待ち時間が少なく済むようにお迎えに伺わせていただきます。

~無事に自宅へ~

自宅へ到着し、今度は上りの階段介助です。

無事にお部屋まで介助させていただき、患者様も今の体力ではご自身で昇り降りをするのが大変ということで『とても助かりました…!』と言っていただけてよかったです!

高層階だがエレベーターにストレッチャーが入らない。エレベーターがない。などどんな事案でもぜひご相談ください。