今回は日ごろ対応している精神疾患をお持ちの患者様の搬送についてご案内します。

パニック障害、うつ病、不安神経症、統合失調症、人格障害、認知症、アルコール依存症、薬物依存症、躁鬱病、家庭内暴力・暴言、引きこもり等、様々な精神疾患でお困りの患者様をご本人の安全と精神の安定を第一に搬送させていただいております。

～打ち合わせ～

依頼はご家族様からいただくことが多く、精神疾患により服薬がしばらくできていない、食事がとれず健康状態が悪い、なかなか家族だけでは病院へ行くことを拒まれる。など、さまざまな内容で患者様もご家族様もお困りのことが多いです。

何に一番困っているのか、患者様の意志、ご家族様はどうしたいのか、どのように対応するのがいいか等、まずは現在の状態をお伺いし、当日の詳しい打ち合わせを行った上で、希望の病院への搬送をお手伝いさせていただきます。

～搬送当日～

搬送をするにあたって、ご自宅へお迎えに伺うことが多いですが、患者様の状態によっては病院へ行くことへの説得が必要な場合があります。

患者様の人権やプライバシーを守る為、基本的に患者様の対応はご家族様などにしていただいております。

搬送は３名で対応させていただいており、そのうち１名は救急救命士が必ず同乗いたします。

そのため、出来る限り患者様に安心していただけるように、患者様の声に耳を傾け、お話を聞いたり、そうしているうちに会話をさせていただくことも多々あります。

強引な搬送により、その後の患者様やご家族様に悪影響を及ぼすことが無いよう、第三者からの、公平な立場で患者様と対話し、搬送させていただきます。

どうしても時間がかかることもありますが、なにより患者様が治療に前向きになっていただくことが一番で、納得して病院へ向かうことが出来るとよりよい治療にもつながります。

一概には言えないのが精神搬送ですが、弊社では患者様の人権を第一に考え、ご家族様にもご予約前に搬送についての注意事項へ同意いただいたうえでご対応させていただいております。

これまでの多数の患者様を搬送させていただいております。救急救命士がこれまでのノウハウを活かして対応いたします。まずはご相談だけでも一度ご連絡ください。