今回は入院中の患者様の外出サポートをご紹介します。

緩和ケア病棟に入院中の患者様。

「娘と一緒に家族でアンパンマンミュージアムに行きたい！」というご依頼でした。

まだ小さいお子様と、奥様、おじいちゃんおばあちゃんも揃ってご家族みんなでの外出が叶いました。

～事前打ち合わせ～

全介助の患者様。リクライニング車椅子での搬送となりました。

疼痛のコントロールがあったため、看護師にて対応し、事前に情報を共有していただきました。

～アンパンマンミュージアムへ～

予定通り、病院へお迎えに伺い、病室にて申し送りを受け出発です。

到着までは約1時間の道のり。それだけでもご負担が大きかったかと思います。

無事に到着後は娘様の走り回って遊ぶ姿に、痛みもどこかへ…

終始楽しそうな娘様の様子を見て、患者様もとても喜ばれている様子でした。

ご家族様たちも、本当に行けてよかった…と涙ぐまれ、こちらも感極まる思いでした。

患者様とご家族様の思いに寄り添い、入院先の連携室、主治医、看護師の方々の協力により当日を迎えることが出来ました。

実際に付き添った看護師と救急救命士も、大切なご家族様の時間にご一緒させていただけて、感動とやりがいを感じる１日でした。

少しのきっかけと相談から、外出の可能性が広がるかもしれません。

ぜひご相談お待ちしております。