民間救急
大阪~石川(陸路)|長距離搬送
今回は、大阪〜石川県金沢市の病院へ長距離の搬送をご紹介します。長距離の搬送になるのでドライバー2名、救命士1名での搬送です。
〜お迎え〜
患者様は石川県にお住まいの方で、大阪での治療により症状が軽快されたので地元へ戻られることになりました。
搬送先に13:00到着を目指して7:30に病棟にお迎えです。病棟の看護師の方に申し送りを受けて出発です。
〜車内にて〜
今回は奥様にもご同乗していただきました。早朝のお迎えだったので車内で朝食の介助をさせていただき、食後の内服、点眼のお手伝いをさせていただきました。最初は朝食のパンもあまりすすまない様子でしたが、奥様と一緒にたくさん他愛もないお話をさせていただいてるうちに、笑顔も見せてくださって、ぺろっと一つご完食でした。
〜SAにて休憩〜
途中何度かPA、SAで休憩をとり、下着の交換や、奥様にはお買い物も楽しんでいただけました。患者様も石川県の地元のお話をとても楽しそうにたくさんお聞かせくださって、あ、そうだ!ここのメロンパンが美味しいんだよと奥様にリクエスト。残念ながらメロンパンは売り切れていましたが、そうだったねぇ〜よく覚えていたねぇ〜と奥様ととても楽しそうにお話しされるお姿が印象的でした。そして私たちにお土産までいただいて、お心遣い本当にありがとうございました。
快くお写真を撮っていただき、とても素敵な笑顔です。写真を送ってもらおうかなということで、突如はじまるスマホ講座のひとときでした。
〜搬送先到着〜
無事に石川県金沢市に到着です。金沢市に近づくにつれ、あ!県庁が見えた!〇〇のところだね〜などと、たくさんの思い出とともに地元の説明をしてくださって、金沢市に旅行に行きたくなりました。あっという間だったね〜!と言ってくださり、とても嬉しく思います。
看護師さんに教えてもらわなかったら民間救急なんてしらなかったわと話す奥様、とてもリラックスして過ごしていただけたようで、患者さまも無事に体調変化なく搬送先へ到着できて本当によかったです。