民間救急

大阪~東京(新幹線)|長距離搬送

今回は大阪から娘様の住む東京へ、新幹線を利用した転院搬送をご紹介します。

看護師の新幹線内付添ご希望で、弊社の看護師が大阪の病院から新大阪駅~東京駅、東京の病院まで付添わせていただきました。

~準備~

物品は、酸素ボンベ・予備の酸素マスク・ブランケット・バイタルセット(聴診器、血圧計、体温計等)などを携行できるように準備します。

~お迎え~

患者様は急性肺炎でご入院されていましたが、リハビリへの意欲がとてもある方で、当初は酸素投与3ℓと伺っていたのですが病棟での申し送りでは3ℓ→2ℓの投与になっており、リハビリでは歩けるようにもなっておられるとのことでした。

病院のスタッフに見送られ、付添の娘様とともに新大阪駅に向けて出発です。

~新大阪駅到着~

乗車予定の新幹線発車時刻にあわせて、予定通り新大阪駅に到着しました。新幹線内では多目的室利用のため、患者様と娘様には社内で待機していただき、弊社のスタッフにて切符の発行をします。

その後ストレッチャーにてホームへ移動、いつも駅員さんが案内してくださり感謝です。

~新幹線内~

娘様には予約してあった多目的室近くの座席に座っていただき、患者様と多目的室内で過ごします。

多目的室のベッドはフラットで少し硬いので、30分毎に体位を変えて背中や臀部、踵の除圧、マッサージをすると、患者様は『きもちいい~』とおっしゃっていました。途中寒さを訴えられたのでブランケットや衣類で調整します。

~東京駅到着~

東京駅ではいつもお手伝いいただく連携会社の方にホームまで迎えにきていただきました。

酸素ボンベなどもあって荷物も重たいのですが、いつも慣れている連携会社の方々に来ていただくのでお手伝いをしていただいたりと、大変スムーズでとてもありがたいです。

~連携先の車両にて搬送先到着~

無事に娘様の住むお近くの病院に到着です。

驚いたりバタバタすると呼吸苦がでるとのことでしたので、何事も事前に説明し、新幹線の乗り降りの際も少し急いだりしますよとお伝えすることで落ち着いて過ごしていただけてよかったです。

この度は長時間の移動、大変お疲れ様でした。弊社にご依頼いただきありがとうございました。