兵庫~長崎(航空機)|長距離搬送

今回は航空機を利用した長距離搬送をご紹介します。
仕事のため長崎から関西に滞在中だった患者さま。
仕事中に脳梗塞を発症してしまい、兵庫県内の病院にご入院されていました。
今回、家族の待つ長崎へ帰るため転院先の病院まで救命士、看護師にてお付き添いさせていただきました。
搬送前日には付き添わせていただく看護師にて患者様の状態確認や当日の流れ等を打ち合わせさせていただき、当日は飛行機の時間に合わせて早朝のお迎えでした。
普段は少し動けるとのことでしたが、なるべく体力温存してもらえるよう努め、リクライニング車椅子にて神戸空港へ出発です。

空港に無事に到着後は航空会社さまと機内での流れについて打ち合わせさせていただき、事前に手配していた機内用の車椅子へ移乗します。

スタッフの方々にもお手伝いいただきながら布担架にて無事に座席へ移動し、ずり落ちてしまうことがないようにシートベルトと体幹の固定ベルトを着用させていただきました。

フライト中も無事に座位を保持することができ、長崎空港に到着。
長崎空港では連携先の車両にお迎えに来ていただきました。

とろみ水にて水分摂取の介助をさせていただいたり、看護師と救命士にて適宜状態を確認させていただきながら無事に転院先の病院へ到着です。
患者さまのお言葉が聞き取れず、聞き直させていただくこともありましたがその度に穏やかにジェスチャーを交えて伝えてくださったり、長崎空港にてご家族様と対面された際は涙ぐまれるご様子も…
これからのリハビリも頑張っていただきたいです…!

長時間の搬送、大変お疲れだったかと思います。
この度はご依頼いただきありがとうございました!