本日は兵庫県の病院から広島県へ転院のため、連携搬送と新幹線を利用しての搬送をご紹介します。

大阪をご旅行中だった患者様。
その最中に急病で救急搬送され、兵庫県内の病院にご入院されていました。

治療の目処が立ち、今後は広島に帰ってリハビリを継続するためにご家族様から転院搬送のご依頼をいただきました。

～新大阪駅へ～

入院中の病院からは弊社の車両にて新大阪駅へ移動し、予約していた新幹線の多目的室へ乗車します。

車椅子での搬送でしたが、お話を伺うと病院ではほとんどベッド上で生活されているご様子。

降車する広島駅までは1時間半程度なので座ったままでの移動も考えられましたが、坐位での疲労もある為、看護師が付き添いながら寝ころんだ状態で少しでも体力回復に努めていただきました。

新大阪駅出発し、体位調整している間にやはりお疲れもあったのかうとうと…。
時々目を覚まされて、ご家族様と水分補給されたり穏やかに過ごしていらっしゃいました。

そんななか、ようやく広島に帰れることにホッとされたのか、涙ぐまれるご様子も…。

広島駅が近づくと、ホームまでお迎えに来ていただく連携会社様に患者様の情報を共有し、なるべく負担のないように寝た状態から車椅子に移動する方法をお伝えさせていただき、スムーズに移動することができました。

～広島駅到着～

到着すると広島はとっても穏やかでいい天気！
患者さまは広島焼きとビールを飲みたいとお話されていました。

転院先の病院には他の家族様も来られ、安堵感からまた涙ぐまれるご様子も…。

ご家族様から、
『車で広島まで自分達で帰ろうと考えてましたが、ホントに利用してよかった。民間救急という会社があることを初めて知りました！』とおっしゃっていただきました。

この度はご依頼ありがとうございました。

これからもリハビリ治療、頑張ってください…！